航空機は、形状が局面や斜めの線などで構成され、ペーパークラフトで再現するには難易度の高い題材です。安易に形状を実物に忠実にしようとし過ぎるとパーツ数がどんどん増え、組立の難易度も上がってしまいます。
このため、複雑で滑らかな形状を再現しつつも、パーツやのりしろの数を抑えるなど、いかに組み立てやすく設計するかが問われます。その作例をどうぞご覧ください。
なお、掲載作品のほとんどは、元々1/350艦船に載せるため設計を開始しましたが、一部は1/144サイズでファセット社から販売中です。今後のシリーズ展開にご期待ください。
ファセット社から販売中。画像のとおり3機セットで、7個の飛行隊や飛行開発実験団の所属機2機(16機の中から選択)と飛行教導群(アグレッサー)1機を作ることができます。
また、脱着可能な各種ミサイルのほか、展示台、エプロンや牽引車といったジオラマ用アクセサリも付属しております。
このペーパークラフトは以前から試作を紹介しておりましたが、商品化に際してはパネルラインなどのテクスチャ(表面の絵)を検証し大幅な見直しを行いました。
▼詳細はこちらの画像をご覧ください。
▼組立動画を公開中(クリックで新しいウィンドウを開きます。)
※試作のため商品版とはテクスチャが微妙に違いますが、部品形状や組立手順は同じです。
■商品の詳細は、ファセット社ホームページまで
ファセット社から販売中。洋上迷彩2機と開発実験団のF-2Aの3機セットで、洋上迷彩版は特別塗装機や復座型のF-2Bを含む10種の中から好みの期待を選択し組み立てることが可能です。さらに脱着可能な各種ミサイルのほか、燃料給油車などのアクセサリも充実させました。
今後、航空自衛隊のアイテムを更に充実していく予定です。
■商品の詳細は、ファセット社ホームページまで
写真には商品版のF-2も含まれておりますが、それ以外は今のところは全て試作段階(組立説明書等なし・未公開)です。
ほとんどは1/350艦船に搭載する目的で設計した型紙を1/144サイズに拡大したもので、元の型紙が小さいため、設計に当たっては特に組み立てやすさに重点を置いております。
当然ながら1/350サイズよりもはるかに組み立てやすいため、今後は機会を見て商品化などの公開に向け取り組みたいと考えております。
【1/144航空機ペーパークラフトの詳細は、下の画像をクリックしてください】
元々は、1/350艦船に搭載する目的で設計したものです。小さいため組立ての難易度が高く、型紙の公開予定は今のところありません。
ですが、基本的に1/144サイズと同じパーツ構成(一部のミサイル類は別)であり、要するに1/144の型紙は、このサイズに縮小しても大丈夫なほど組み立てやすさに配慮しているとお考えください。
なお、中でも異色なのがB-25ミッチェル爆撃機でして、これは当初からプラモデルの空母ホーネット(模型の師匠であるmotoさん作)に載せる目的で設計しており、プラモと組み合わせても違和感の無い仕上がりを目指しました。
【1/350航空機ペーパークラフトの詳細は、下の画像をクリックしてください】
※ 艦船に搭載されているシーンは、1/350艦船のコーナーの写真をご覧ください(B-25除く)。
大村印刷様のVR動画紹介ページはこちら【大村印刷様のHPが開きます】
---2021年7月29日追記:無料ダウンロード版が公開されました!---※ダウンロードはこちら【小月教育航空群様の該当ツイートが開きます。】